まよたんの怪我の日記から一週間。
その後の更新がなくて、ご心配をして下さってるかたもいるかもしれないので、だいたいの経過をまとめてご報告させていただきます。
長文になります。
動物病院で診察をしてもらったところ、骨に大きな異常はなく、脱臼もしていませんでした。
診察の結果は脊髄の神経を痛めたことによる麻痺でした。
顔や歯に怪我がなく、外見上の傷もなかったことから、おそらく足を滑らせて背中から落ちたのだろう、と。
診察室で床に下ろすと、左足を後ろに投げ出し、おなかが床についた状態でわずかに動く右足を動かし、床を這ってる状態でした。
先生が仰るには、捻挫や骨折のときなら、怪我した足を庇って上げるそうです。
まよの場合、まったく上がらず引きずってるので神経の損傷の可能性が高い、と。
実際、左右の足の痛覚のチェックをしても、右が鈍い反応、左は無反応とのこと。
ただ病院に行く前に『もしかしたら足を切断とか。。』と心配したのですが、それは今の段階ではない、と言われました。
『もう、ぴょんぴょん跳ね回るまよの姿は見られないんだ。。』
そう思いました。
ホントにそう思い、気持ちをしっかり持とうと思いました。
この日、心配してデグー友にしてまよの孫の飼い主のくぅさんが心配して動物病院までわざわざ駆けつけてくれていて。
レントゲン撮影待ちの間、待合室で涙が溢れて止まらなかった私にハンカチを貸してくれました。
ただ、先生は
『レントゲンでみて、背骨が変形したり砕けたりという異常がはっきり見つからないということは、怪我をして傷めた内部組織が腫れて神経を圧迫してて、腫れが治まると少しは動くかも知れない』
とも。
とりあえずステロイドの点滴をしてもらい、飲み薬のステロイドと消炎剤をもらってきました。
ステロイドは強い薬なので、回復の反応がよくなかったり、体調を崩すようなら変えたり止めることもあるという説明もありました。
それで、怪我をした当日と病院に行った日は、不安でいっぱいで記録を残そうとは思いませんでしたが、次回病院に行ったとき、診てくれる先生が変わる可能性と、自分自身、まよの状態を客観的に把握するため動画で記録をとることにしました。
【動画】治療開始2日目(12/10朝)
病院に行った翌朝。動かない左足を引きずっています。
でも右足が昨日より動くようになり、背中(お尻?)が丸まって、少しデグーらしいフォルムになったことに喜びました。
正直、この状態ぐらいまでがいいところで、神経をやられてるならもう回復しないだろう、あとはリハビリで動く足をどれだけ使えるようになるかだろうな、と思いながら仕事に行きました。
【動画】治療開始2日目(12/10夜)
帰宅後、まよのところをのぞき込むと。
朝は伸びてた動かない左足が体の下におさまってる?
ここまで回復すれば、左足が麻痺してても充分!
よかった!(´;ω;`)
そう本気で思いました。
【動画】治療3日目(12/11朝)
え、、左足、動いた?
え??今、いま、耳掻いた?!!
昨夜わずかに左足をあげて耳を掻こうとするようなそぶりを見せたけれど、
『まさかそんなことがまたできるようになるの?』
正直、目を疑い、人生で初めてほっぺたをつねりたくなりました。
【動画】治療開始3日目(12/11夜)
まさか、まさか、ジャンプでぴょんをするなんて…
ホントにホントに驚きました!
そして、この翌日、予約していた動物病院に再び行きました。
まよの驚異的回復に、飼い主ものすごく浮かれてました。
ステロイドは副作用怖いし、もうやめちゃってもいいかな、動物病院遠いしもういいかな?なんて。
でも念のため、でもそれ以上に元気になったまよの姿を見てほしくて病院に行ったのですが…
考えの甘さを知らされました。
まよの場合、まだ現段階では傷めた内部組織がステロイドのおかげで腫れがひき、神経を圧迫しなくなりこの状態まできたということで。。
治ったわけではないから、薬を止めたら、また腫れて神経を圧迫して麻痺が出る可能性が高い。だから飲ませるのをやめないでくださいと言われました。
よくよく考えれば当たり前ですよね(泣)
るりが捻挫したとき、普通に歩けるまでに3週間かかりました。
足が動かなくなるほど傷めた脊髄や内部組織は、足は動くからといって治ったわけじゃないんですよね。
まよの場合、受傷した翌日にすぐ病院に連れて行って治療開始したこともよかったのかもしれません。
神経は圧迫されてる時間が長ければそれだけダメージも受けるようで、治療が早ければ早いほどいいようです。
そして今日
【動画】治療開始7日目(12/15夜)
最後の最後、飼い主慌てました( ̄▽ ̄;)
退屈しているまよは、同居してたるりちゃんや、ダンナ様の大ちゃんを面会に行かせると喜びますが、さすがにコレはダメ!
あくまで私が2匹を見てる限りで思うことですが、デグーの男の子はいつでも女の子にこういうアプローチする訳じゃないように思います。
普段は普通の毛繕いで終わることが多いんですが、なんだか、まよの方が大ちゃんに甘えるように鳴いてるな、と思ったらコレ^_^;
6歳9ヶ月のまよたん、もしかして発情してたりしたのか?とチラリ。
まあ、ここまで回復してくれたのは、ホント奇蹟のようで、病院に行ってよかったと思いました。
今はステロイドの量は少し減らしつつ、お薬は続けてます。
いつか、ステロイドが止められるようになるまでがんばります!
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まよたんの足の怪我のその後
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