今年もあと数時間で終わり。
早いものでまよが旅立ってはや2週間が過ぎました。
8歳9ヶ月、お迎えから8年7ヶ月というのは、デグーにしてはたぶんご長寿だったと言ってよいのかな、と思います。
そして土曜日の深夜~早朝にかけての旅立ちだったため、ゆっくりと別れを惜しむこともできました。
17日の日曜日の午前中に火葬をすることにし、土曜日はまよをお迎えしたショップ、引っ越す前の、まよを迎えたアパートなどを巡り、思い出をまよに語りかけて(ハタから見たらおかしな人です)、当時を振り返ってみると、さすがに9年近く前のまよとの思い出は鮮やかでありながら『昔』という感じがして、時の流れを感じました。
怒られてしまいそうですが。。
2年前、まよが足の麻痺になった頃から、いつかくるまよとのお別れが怖くて怖くて、デグーたちに向き合えなくなってたような気がします。
仕事は転勤になり、母が入院して危篤になったり(今は回復してます)、父も高齢で耳が遠く記憶力も落ちてきていて何とか1人で暮らしているけれど、あちこち体の不調があって心配の種は尽きず。
自分の仕事も忙しくなり、定時であがれない、休みは土日どちらか出ることも増え、休んでも親の方の様子も見に行かなくてはならない。
1年前の夏、まよが斜頸になり、秋に椋太が血尿になり、るりも斜頸になって、さらにこの半年は4週間に1度、片道2時間かけて動物病院へ噛めなくなったまよの歯削りに通い、そしたらるりの斜頸が前回以上にひどい状態で再発。
その合間に父の病院。母のところに面会
高齢なデグーたち、高齢な親。
今までの当たり前の生活がどこから崩れてしまうのだろうと怖くてたまらず、デグーたちとの生活を純粋な気持ちで楽しめなくなってきていたような気がします。
でも、まよが旅立ったことで。
怖がっていてももう時間は止まらないのだと、覚悟ができた、ような気がします。
るりも7歳7ヶ月、大地も7歳。
若いと思っていた椋太だって4歳。
もう1度、デグーたちとの生活を楽しもう。
高齢の親とも一緒に過ごす時間を取ろう。
やっていることは実は今までとそう変わらないのですが、気持ちが前に向けたのかもしれません。
またデグー飼いとしてやっていこう。
なんだか、新しい子を迎えたときのような不思議な気持ちです。
まよの旅立ちの後、るりがまよのケージに入りました。
飼っていた子の住んでいたレイアウトを崩すときはもの凄く寂しいものですが、まよの異変に気づく前の日、たまたまるりをケージに戻すためフラットにしていたので、ほぼそのまま使えてます。

まよの旅立った日に7歳になった大地くん。
『大ちゃんも高齢だから、ケガに注意して』とまよが言ったような気がして。
まだまだ動きは若々しいけれど、けがをしてからでは遅いので、すぐにケージを60ローメッシュに変更。
少し段差を低くしました。
まよは旅立ってしまったけど、るり、大地、椋太の3匹と一緒に来年も元気に過ごして行きたいと思います。