長年、だましだまし過ごしてきた飼い主の親知らず。
とうとう隣の歯に影響が出てしまい
『抜きましょう』
となったものの。
長年放置するに至ったには理由があり、普通の歯科では抜けない向きに生えてる。
かかりつけの歯科から口腔外科を紹介されて受診したところ、『ここでは抜けない』と言われ。
『??といいますと?』
要するに、口腔外科の処置室でも抜けない歯で、手術室を押さえて全身麻酔の処置になり、入院5日かかると聞かされたのが2月のこと。
入院&手術の日程を決めたところで、まず訊いてしまったのが。。
私『術後、一時外出ってできますか?!』
医『は??』
私『うちにペットがいるんです。エサと水、様子を見に1時間でいいので…』
医『え、、痛くなければ、、まぁ大丈夫です』
入院の説明をされて、真っ先にこんなこという奴はそうそういないのか思いますが(笑)
自分にとっては、 ものすごく大事。
ぶっちゃけ、抜歯後どれほど痛かろうが、どれほど顔が腫れようが、熱が出てようが、点滴ぶらさげてようが、自力で歩いてトイレに行けるぐらいなら、
『世話をしに外出(帰宅)する!!』
と思ってた。
このアホな話を笑うことなく、
『何を飼ってるんですか?デグー?どんな生き物ですか?』
と話にのってくれた先生に好感を覚えた。
今日、術前の受診をしてきたときにも
私『外出可能ですか?』
と念を押したところ、
医『ああ、ペットがいるんでしたね。いつ外出したいですか?2時間で大丈夫?』
そしてパソコンのカルテの最後に
『デグーってペット飼ってます』
と打ち込む先生に、思わず笑ってしまったところ
医『患者さんの大事な情報ですよ。僕もペット飼ってましたから、気持ちはよく分かります』
心の底から、沸き上がるものを押さえられず
『宜しくお願いします』
と泣きそうになりながら頭を下げて帰ってきた。
思ってたより大事になってしまった親知らず。
今年たまたま勤続○周年の報奨休暇の年だったので、それを充てて休みの調整済み。
不在の間、エサと水だけ見てもらうアテもありがたいことにみつかり。
入院まであと2週間、自分とデグーたちの健康管理に気をつけなければ…